エッセイが面白くて好きな、山崎ナオコーラの作品を映画化。
と言いつつ、原作は読んでいないのだけれど。
「人のセックスを笑うな」。
とある夜更けにトンネル内で女を拾うところから始まる妙な出会い。
ダメ男が美女に翻弄され、そのダメさが徹底的に滑稽。
前に見た「シルク」「ラスト、コーション 色|戒」とは違い、
年齢制限はかかっていないのだが、永作博美がメチャメチャエロくて可愛い。
とにかく可愛い。見た目だけでなく、演技も可愛い。
あんな女に翻弄されるのはこりごりだ。
…が、近くにいたら絶対はまり込むことは間違いない。
いや〜、いいなぁ、永作博美。大好きです。
逆に、蒼井優には全然エロさがなく、それはそれでかわいらしい。
永作博美とはまさ正反対で好対照。
そして松山ケンイチのダメ男さがまた良い。
魅力溢れる美女にはまっていく若きダメ男の姿がとても良い。
というか、見ていて痛々しい。自分みたいで。
それは置いておいて、
「NANA」や「蒼き狼 地果て 海尽きるまで」はとても見られたもんではなかったが、
ダメ男役はとてもハマリ役。
Death Note でもL役をうまく演じているようだし、
正統派な役よりは、ちょっとズレた役の方が向いているのかもね。
また、忍成修吾演じる堂本も、ポイントを突いた寒々しさが良い。
勿論、こちらも見ていて痛々しい。ますます自分みたいだ。
恋は盲目。
でも客観的にはとても痛々しい。だからこそ、それが恋。
カメラのほとんどが固定で、焦点を無限遠にしているのも面白い。
客観的な印象を与えるだけでなく、妙な滑稽さを加える感じ。
キャストは皆、どこかよそよそしくて現実離れした空気をまとっているのだけれど、
それが逆に親しみを呼ぶ。
それにしても永作博美、ホントにイイ。
特に、ガラス越しに舌出して立ち上がる顔。最高です。
宮��あおいと共演していた「好きだ、」でも大好きだったのだが、
今回また惚れ直したというより惚れ増した感有り、ですよ。うん。
http://www.hitoseku.com/
第2次大戦時の香港と上海。
抗日運動に身を投じる女と日本軍の手先の高官。
強い猜疑心を持った高官を騙して暗殺するために、
女はスパイとして自らの身を捧げるしかない。
猜疑心を乗り越えて目的を達することができるのか。
深みにはまり込むと抜け出せないのは男も女も同じ。
性欲という、人間の本質的な欲望に捕らわれたのであればなおさら。
そんな蟻地獄からの出口が愛情であるというのは皮肉だ。
そして、事象を客観的に見られないこともまた、哀しく愚かである。
最後には悲哀しか残らない。
最近よくある18禁です。濃厚な絡みシーン付き。
まぁそれは抜きにしても、
第二次大戦期の、どこか暗い空気を良く表現した映画だと思う。
http://www.wisepolicy.com/lust_caution/
前日が封切。レイトショーで。
ギャンブル狂いで借金に追われる青年、
母親の足跡を辿る女、
口だけのホームレス、
家庭崩壊の中年サラリーマン。
一方で、売れないアイドルと追いかけるオタク。
東京の夏の終わり、台風前後の1週間を、
ある意味、底辺の者達が生きるその姿を描いた映画。
男女の愛とは。
家族とは。
そして人生とは。
劇団ひとりが原作の作品であるが、まさに傑作。
笑いで始まる映画なのだが、最後は涙が止まらなかった。
人間、生きているとしがらみやら何やらで色々溜まっていくもので、
でも一方、長く生きていると意地なんかも強くなっていく面もある。
だからこそ、一度距離ができてしまうと、
なかなか元に戻すことは難しい。
ただ、元に戻すためにはちょっとしたきっかけに乗っかって、
ちょっとだけ素直になれば良い。
泣きたいときは泣けばいいんだ。
エンディングはケツメイシで、これがまた良いのだが、
個人的にはSuperflyの「愛をこめて花束を」の、
しかも旧バージョンを使って欲しかったな。
偶然にしては出来すぎな位に、
「愛をこめて花束を」の歌詞は、この映画をそのまま描いている。
演技も素晴らしい。
西田敏行、岡田准一、そして宮��あおいらの陰。
人間の業というヤツがスクリーンからにじみ出る。
2月にして、今年の映画My Best3位以内は確定だな。
http://www.kage-hinata.jp/
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/10/19/016/
ついに完成したそうな。
きっと間違いなく抱腹絶倒でしょう。
絶対見に行く。
http://www.otokojuku-the-movie.com/
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/10/16/043/
あのMr. ビーンが帰ってくるらしい。
気分がふさぎ込んでたら見に行くことだろう。
300。
ペルシア帝国が世界を席巻し、ギリシアにもその手が伸びんとする中、
スパルタ王が取った苦渋の決断。
これは凄い映画である。
とにかく血が流れまくりのとんでもない白兵戦が繰り広げられる。
スパルタの男はそういうものなのだそうだが。
300人が100万もの大軍に立ち向かうというのも凄いが、
化け物じみた怪物やら象やら犀やらを人間がぶっ殺すというのも凄い。
確かに残酷ではあるが、戦闘の中に見出す生と、
自らの死によってもたらされるもの。
それがよく見えた印象深い作品であった。
先週見た、パイレーツオブカリビアンとは、
明暗という意味で、ある意味対照的な作品。
http://wwws.warnerbros.co.jp/300/