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読書 - 日陰の生活

最終更新時間: 2014-03-09 21:23

2009-01-11 Sun

速読術 [読書]

http://cobs.jp/businesshowto/power/nakajima/sokudoku/
読書というよりはお仕事関係か。
割と普段から実践していることだが、
目と字の距離は結構大事だなぁと思う。
新聞を寝っ転がって読むときと机で読むときとでは、
読むスピードが大分違うもの。

日陰の花 ホーム

2008-12-09 Tue

長い終わりが始まる [読書]

山崎ナオコーラの長い終わりが始まるを一日で読む。
悲しいほどに客観的な書きぶりが、
誰にも必要とされていないが故の自由さと寂しさを
うまくオブラートに包んで。
何ものにも拘束されない自由を手にした孤高な裸の女王様。
密やかな孤独と悲しみとともに、それでも生きていく。

最終ページの言葉が胸に刺さる。
誰からも必要とされず…というところ。
一枚めくると自分もきっとそう。
それを直視すると疲れるから、怖いから、
目を伏せて自分に嘘をついて。
それでも私は生きていく。

2008-10-28 Tue

生活保護 vs ワーキングプア [ワーキングプア][読書]

大山典宏 生活保護 vs ワーキングプア読了。

ケースワーカーの経験もある筆者による、生活保護の現状。
この新書を読む限りでは、政策決定者と現場との乖離(色々な意味で)で、
所謂貧困層が随分迷惑を被っているのだなぁとしみじみ思う。

感想と摘要以下の通り。

生活保護申請は、役所は必ず受理しなければならない。受理しなければ違
法。通すか否かは受理した後の審査による。ただし、審査で落ちることは
それほど多くは無いようだ。


申請を受けた役所は必ず受理しなければならないから、そもそも申請書を
渡さずに追い返すという手を使ったケースもある。例えば北九州市など。


キーワードは自己責任。この言葉に泣かされているワーキングプア
層がどれほどいることか。


一方で、受給資格を悪用する者がいることも事実。悪用者を排除できない
ことで批判されるのは、結局は現場のケースワーカーだったりする。そう
した批判がケースワーカーの志気を減衰させ、さらなる悪循環に陥ってい
ることも事実。


生活保護はどこか遠い世界の話ではなく、もっと一般的なセイフティーネ
ットである。もっとも、その制度設計は複雑で非常にわかりにくいために、
そのようには働いていないが。ちょっと躓いた人が気軽に利用して普通の
社会生活に戻っていくことにより、極論であるが、社会は納税者を失うこ
とを防ぐことにもつながる。

2007-08-19 Sun

嵐よういちさんの本を読む [読書]

以前、海外ブラックロード 最狂バックパッカー版を読み、
妙にツボにはまってしまった嵐よういちさんの本。
本日2冊見つけ、一気に目を通してしまった。
筆者が海外に行くときに、
・油断しない
・ヤバイ空気を感じたら後戻りする
という肝に銘じていられるのは、彼の本を読んだおかげかも
(と言っても、読後に行った海外は2カ国だけだが)。

彼が凄いのは、ヨハネスブルクなり東ティモールなり、
所謂危険地帯と言われている処にどんどん行ってしまうこと。
行き先は電波少年形式の決まり方ではあるみたいだけど。
ヤバイ目つきの黒人に囲まれる話など、
想像するだけでぞっとする。
筆者はサンフランシスコで1人のゴツイ黒人に因縁を付けられそうになり、
それだけで背筋の凍る思いをしたものだが、
スラム近くでしかも集団で、だなんてねぇ…。

ともあれ、旅に危険はつきもの。
それさえ頭に入れ、身の丈にあったところにしか行かなければ、
旅は人生を豊かにする、と思う。
そのうち筆者もどこかに行きたいものだ。

嵐よういち公式サイト 海外ブラックロード http://www.blackroad.net/

2006-09-05 Tue

読書 [読書]

今日は引きこもってひたすら読書。
そのためにわざわざ持って帰ってきた本。

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絲山秋子 絲的メイソウ

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光化学協会 光化学の驚異


なんと心安らかな休日であることか。